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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年02月19日

分譲マンション供給好調 新規64%増 仙台圏と石巻

 仙台市など仙台圏と宮城県石巻市で2012年に新規供給された分譲マンションは1106戸だったことが、総合広告代理店DGコミュニケーションズ創芸カンパニー仙台支社のまとめで分かった。東日本大震災の影響で過去最低だった前年(674戸)に比べ64.1%増と大幅に回復した。
 1戸当たりの平均価格は3316万円で、193万円アップした。09年(3185万円)を上回り過去20年間で最高。生コンクリートをはじめ資材費や人件費など建設コストの上昇が価格高騰につながったとみられる。
 供給戸数の前年比プラスは07年以来5年ぶり。市区別では仙台市青葉区が前年比50.1%増の524戸で全体の約半数を占めた。次いで太白区が2.8倍の297戸。名取、石巻両市では計68戸の供給があった。
 1戸当たりの平均面積は77.34平方メートルで前年とほぼ変わらなかった。3.3平方メートル(1坪)当たりの平均価格は142万円で6.0%上がった。
 市区別の1戸当たり平均価格は、最近の着工が目立つ青葉区が13.3%増の3738万円。太白区も5.7%上昇の3106万円となり、ともに過去20年間で最高。他の仙台市内はいずれも下がり、若林区が0.9%減の3176万円、泉区が4.3%減の2804万円、宮城野区が8.2%減の2972万円。
 販売も好調で、12年12月末時点では全体の93.8%に当たる1037戸が売れた。発売後1カ月以内に売れた初月契約率は72.2%だった。
 DG社の吉野敦仙台支社長は「販売価格はバブル期以来の高値。契約率から見ても需要は高い」と指摘。仙台市中心部での大手による大型開発などを踏まえ「今年も同程度の新規販売が予想される」とみる。
 ただ開発業者は建設コスト高が影響して利益確保に四苦八苦しているとされる。開発大手の関係者は「土地の調達も取得費の面などから厳しくなっており、なかなか開発できない状況になりつつある」と話している。  


Posted by ビッグバン at 08:38Comments(0)