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2013年03月25日

大谷、打者で開幕スタメンへ

 (オープン戦、日本ハム2-2ヤクルト=規定により引き分け、24日、札幌ドーム)54年ぶり快挙にGO!! 日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=が打者として西武との開幕戦(29日、西武ドーム)で先発出場することが24日、確実になった。オープン戦は打率.182だったが、潜在能力の高さを首脳陣が評価した。高卒新人野手での開幕先発出場になれば、球団では1959年の張本勲以来54年ぶり。オープン戦最終戦となったこの日のヤクルト戦(札幌ドーム)でも最終打席の八回に本拠地初安打となる右前打を放ち、アピールした。

【写真で見る】OP戦で右前に痛烈に運んだ大谷

 0-2の八回無死一塁。痛烈な打球が一、二塁間を破る。それまで、2打席連続三振の大谷が本拠地初安打となる意地の一振り。その後の同点劇をおぜん立てした。

 「最後の最後に一本を打てたのは大きいけれど、反省したいです」

 二刀流ルーキーは反省の弁を並べたものの、首脳陣の評価は違った。金の卵を開幕1軍スタメンに大抜擢(ばってき)することを決めた。

 教育リーグで14打数5安打とし、15日から1軍に合流した大谷。だが、オープン戦は10試合で打率・182に終わった。それでも、17日の中日戦(鎌ケ谷)で“プロ1号”となる約130メートル弾。投手としても初登板の楽天戦(21日、東京ドーム)で最速157キロをマークした。高卒新人ながらひたむきに二刀流に挑戦し続ける姿にファンが共感。1軍でもチームメートと談笑するほど打ち解けた。首脳陣も問題なくゴーサインを出した。

 話題性だけではない。球団はキャンプ前の1月23日に、WBC代表の糸井嘉男外野手(31)をオリックスに電撃放出。空いた右翼を新加入の赤田(前オリックス)、5年目の杉谷らと争っていた。大谷は20日のヤクルト戦で本塁へレーザービームを披露するなど、守備もそつなくこなし、糸井の“後釜”をアピール。オープン戦を終えたこの日、2年目捕手の近藤とD7位・右腕の河野(新日鉄住金広畑)が2軍落ち。開幕を5日後に控え、出場選手登録28人にほぼ絞られ、大谷もその中に名を連ねた。

 注目は開幕戦だ。29日の西武戦(西武ドーム)でも大谷のスタメン出場は濃厚。オープン戦も10試合中5試合に先発しており、この日のヤクルト戦と同じく「8番・右翼」となる可能性が高い。高卒新人野手で開幕スタメンとなれば、球団では史上初の3000安打を達成した張本勲(浪華商高出)以来54年ぶりの快挙だ。

 「まだ期待に応えられていない。期待をかけられている分、しっかりやりたい」としっかりと足元を見つめる大谷。一度はメジャー入りを目指した男が、チームの2連覇に向けて北の大地で光を放つ。  


Posted by ビッグバン at 09:43Comments(0)

2013年03月23日

ブルーインパルス帰還 宮城知事を表敬訪問

 東日本大震災で所属する松島基地(東松島市)が被災した航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が約2年ぶりに帰還することになり、有馬龍也・第4航空団司令兼松島基地司令とパイロットの沢村正人1尉が22日、県庁と仙台市役所を表敬訪問した。

 県庁では、沢村1尉が村井嘉浩知事にブルーインパルスのパネルを贈り、帰還を報告した。村井知事は「ブルーインパルスが宮城県の松島基地にあるのは誇り。首を長くして待っていた」と歓迎した。

 震災当時、ブルーは9機のT-4練習機のうち6機が芦屋基地(福岡県)にあり、2機は県外で整備中だった。残る1機が松島基地で津波被害を受けた。

 拠点を芦屋基地に移していたが、松島基地の仮格納庫を3メートルかさ上げするなど活動態勢が整ったことから、31日に帰還することになった。当日はブルー6機が仙台市上空を飛行し、松島基地に戻る。

 有馬司令は「ブルーが帰ることで、東北の皆さんに少しは力添えになるのではないか」、沢村1尉は「ブルーを通じて、皆さんに夢と希望、笑顔を届けたい」と話した。  


Posted by ビッグバン at 08:03Comments(0)

2013年03月20日

仙台市長選 同日選なら2億円経費節減



 仙台市選挙管理委員会は19日、任期満了に伴う仙台市長選の日程を7月28日告示、8月11日投開票と決めた。ただし、国会が延長された場合は参院選と同日に行うとしている。現状では1日違いで同日選ができないが、同日選が実現すれば市としては2億円近い経費削減につながるため、異例の「ただし」付き決定とした。

 公選法の規定で参院選は「閉会日から24日以後30日以内」と定められている。開会中の通常国会は6月26日までで、7月21日の投票が有力視されている。

 一方、市長選は「任期が終わる日の前30日以内」となっており、奥山恵美子市長の任期満了は8月21日であるため、最も早い日程で7月22日投票。1日違いで同日選ができないという状況になっている。

 しかし、国会が延長されれば参院選の投票日がずれることから、同日選が可能に。実現すれば経費削減につながる。市選管によると、参院選の事務経費は約2億5千万円、市長選は約3億2千万円だが、同日選なら約3億8千万円で済み、1億9千万円もの節約になるという。

 東日本大震災からの復興で財政事情が苦しい中、仙台市にとって同日選は願ってもないこと。市選管は「現状では法律上、同日選はできない。経費の削減と有権者の便宜を考慮して、苦しい決め方になった」としている。  


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2013年03月18日

東北大が「遺伝カウンセラー」養成コース 来月開設

 東北大は4月、大学院医学系研究科に「認定遺伝カウンセラー」の養成コースを開設する。全国10番目で、北海道・東北では初めて。
 認定遺伝カウンセラーは、遺伝子治療などの際に患者や家族に寄り添って、適切な遺伝情報の提供や社会の支援体制の説明を行い、当事者の意思決定をサポートする。
 コースは医療保健など生命科学系の大学出身者、医療系国家資格を持つ社会人入学者が対象。医科学専攻修士課程(40人)の一部も対象となるが、既に入試を終え、2人が確定している。
 東北大病院には、小児科遺伝科に遺伝カウンセリング外来がある。遺伝カウンセラーの臨床教育ができる臨床遺伝専門医指導医は全国の大学病院で最も多い6人で、指導体制が整っている。
 カウンセラー資格取得後は、大学や医療機関、地域の保健センターで、遺伝カウンセリングを行うことができる。製薬・検査企業に勤務するゲノム(全遺伝情報)の専門家、研究プロジェクトの支援なども担える人材の育成を目指す。
 カリキュラム作成と資格認定は、日本人類遺伝学会と日本遺伝カウンセリング学会による制度委員会が行う。現在、全国で140人の認定遺伝カウンセラーが活動している。
 東北大医学部は「多様化する臨床研究に即応できる人材育成を目指す」と話している。  


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2013年03月15日

冬厳しく北帰行遅れ?ガンやカモなど確認最多 宮城

 県が実施したガンカモ類生息調査で確認された県内のガン類・ハクチョウ類・カモ類は合計11万9454羽で、昭和47年度から実施している3月調査で、過去最多となったことが分かった。県内でガン類の飛来数が最も多い伊豆沼・内沼(栗原市・登米市)の確認数は3万876羽で、昨年の2万2414羽を約8000羽上回った。

 ハクチョウ類が最も多く越冬する鳴瀬大橋地点(加美町)は昨年わずか1羽だったハクチョウ類が1650羽を数えた。

 この冬の県内は厳しい寒さだった。これだけ多くの鳥が確認されたことについて、「越冬地の環境をまだ冬だと感じていて、北帰行が遅れているのでは…」としている。  


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2013年03月13日

仙台市事業「DATE BIKE」16日始動 登録受け付け

1時間100円(30分延長ごとに100円)で、1日の最大料金は1000円。
 自転車には全国のコミュニティーサイクルで初めて、管理システムとして通信機能を搭載。クレジットカード決済が基本で、現金支払いはJR仙台駅近くのサービスステーションで行う。
 サービス開始日は伊達武将隊と市中心部を巡るサイクリングのほか、子ども向け自転車教室を開催。売り上げの一部を被災者が手作りする雑貨などの買い取り費用に充てることも検討している。
 ドコモの担当者は「愛称には『だて』に乗りこなしてほしいとの思いも込めた。多くの人に活用してほしい」と話す。  


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2013年03月07日

モバイルOS 新勢力登場の背景

 iOSとAndroidが席巻するスマートフォン向けOS。しかし、このところ、KDDIが「FirefoxOS」、NTTドコモが「Tizen」を採用したデバイスの投入計画を公表するなど、新しいモバイルOSを採用する動きが出始めている。その背景にはどのような要因があるのだろうか。

【詳細画像または表】

なぜ今、新しいモバイルOSが注目されているのか

 現在のスマートフォン市場は、iPhoneもしくはAndroidを採用した機種が席巻していることは、多くの人がご存じのことだろう。だが、この勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めた発表が先月末に行われた。

 2013年2月25日から28日までスペインで開催されていたモバイル関連機器の世界最大級のイベント「MobileWorldCongress2013」で、モバイル機器向けの新OSが相次いで発表され、大きな注目を集めたのだ。KDDIが「FirefoxOS」、NTTドコモが「Tizen」という新OSの採用を発表。新OSを搭載した端末が国内向けに投入される気運が高まっていることも、注目の度合いを高めている。

 しかし、現在のスマートフォン向けプラットフォームは、iPhoneが採用する「iOS」と、それ以外の多くのスマートフォンが採用する「Android」の2つが圧倒的なシェアを占めており、“アプリ”を中心とした利用スタイルも確立されてきている。そうした状況下で、わざわざ新OSが登場する理由が分からないという人も、多いのではないだろうか。

 では一体このタイミングでなぜ、スマートフォンやタブレットに向けた新OSが登場したのか。また、キャリアやメーカーの支持を集めている理由は何か。発表されている内容からその要因を探ってみよう。

「FirefoxOS」と「Tizen」とはそもそも何か?

 まずは、新OSとして注目を集める「FirefoxOS」と「Tizen」について説明しておきたい。

 FirefoxOSは、その名前の通り、Webブラウザ「Firefox」を提供しているMozillaFoundationが開発したモバイル機器向けOSで、全てのアプリケーションを、Webサイトの制作に用いられる“HTML5”などの技術で作成できるのが大きな特徴だ。アプリケーション開発の技術的なハードルが低い。全てのアプリケーションがWebブラウザー上で動作するような仕組みなので、ハードウエアの仕組みもシンプルにでき、端末をローコストで開発できる。このため、新興国向けのスマートフォンOSとしても注目されている。

 FirefoxOSは、日本ではKDDIが製品化への取り組みを表明しているほか、ソフトバンクが買収を目指している米スプリント・ネクステルや、ドイツテレコム、テレフォニカ(スペイン)、シンガポールテレコムなど世界各国のキャリアも支援を表明。また端末メーカーとしては、韓国のLG電子のほか、HUAWEIやZTE、“アルカテル”のブランドで携帯電話を販売しているTCLなど、低価格製品に強い中国メーカーがパートナー企業に名乗りをあげている。またソニーモバイルも、テレフォニカとFirefoxOSを採用した端末の共同開発をすると発表している。

 一方のTizenは、米インテルが主導してきた「MeeGo」と、携帯電話メーカーやキャリアが主導し、NTTドコモのフィーチャーフォンにも採用されてきた「LiMo」という2つのモバイル向けプラットフォームを統合したOSだ。現在はインテルとサムスンを中心に、キャリアやメーカーなど多くの事業者が開発に参加。LiMoの流れをくんでいることもあり、NTTドコモやNECカシオ、パナソニックなど日本企業も複数参加している。

 TizenもFirefoxOS同様、HTML5ベースでアプリケーションを開発するのが特徴だ。だが一方で、Tizenは本体の性能を引き出しやすい、ネイティブアプリの開発も可能とするなど、より柔軟性が高いのが特徴といえるだろう。

なぜ、新しいOSを採用する動きが高まっているのか

 FirefoxOSとTizenは、共にアプリがHTML5を主体としたWeb技術で開発でき、作成したアプリを異なる環境にも展開しやすい点で共通しているが、他にも共通した特徴がある。それは“オープン性”だ。

 FirefoxOSは、そもそも非営利組織のMozillaFoundationが主導しているプロダクトであるし、Tizenもインテルとサムスンが主導しているものの、それ以外の企業も多く関わっているため、オープンな姿勢をとっている。それゆえ、例えばキャリアやメーカーが端末に独自のサービスを導入したいと思った場合でも、iOSのようにプラットフォーム側の制約を強く受けることなく、自由にできるのだ。

 端末への搭載がオープンであるという点は、Androidも同じだ。だがAndroidは、当初こそオープンな姿勢が強かったものの、シェアを伸ばすに従って、開発の中心的な役割を果たしているグーグルの影響力が強くなっている。その結果、提供するアプリケーション、端末などさまざまな面において、独自性が出しにくくなってきている。

 つまり、プラットフォームを掌握する特定企業の影響力が大きくなることで、ビジネスの根幹にかかわる部分を握られてしまうことに対するキャリアやメーカーの懸念が、新OSの台頭に結び付いているといえそうだ。

オープンだけに品質面の確保が課題に

 とはいえ、FirefoxOSやTizenはスマートフォン向けOSとしては後発ということもあり、iOSやAndroidの対抗馬として成長するには多くの課題があるのも事実だ。

 中でも最も大きな課題は、ハードウエアとソフトウエアの品質だろう。双方共に、ハードウエア開発や、HTML5の採用によるアプリケーション開発の敷居は高くないと見られる。だが、オープン性に伴う自由度が高いだけに、Androidで問題となっている端末のサイズ・性能や、アプリ品質のばらつきなどが生まれやすい。それがユーザーの使い勝手に悪影響を与えれば支持は得られないし、提供するハードウエアやプラットフォームの分散化を嫌うアプリのデベロッパーからの支持も獲得しにくくなる。

 こうした懸念は、iPhoneに代表されるように、強力なプラットフォーム事業者による垂直統合のコントロール下では起きにくいものだ。新OSはオープン性を重視するだけに、オープン性を維持しながら品質をどう確保するかが大きな課題となってくるだろう。特に日本では、端末・サービスなどあらゆる面で品質が重視されることから、キャリアやメーカーには、この点をいかにクリアするかが求められる。

 ちなみにTizenを搭載した端末は、今年の後半にNTTドコモから提供が予定されているようだ。FirefoxOSを搭載した端末の日本投入はまだ先になりそうだが、海外では新興国を中心に、低価格のFirefoxOS搭載端末が近く登場する予定という。新OSを搭載した端末の提供が本格化する今年後半から来年にかけて、市場にどのような影響をもたらすのか、注目したい。  


Posted by ビッグバン at 08:38Comments(0)

2013年03月05日

長澤の事務所 熱愛否定せず

 スポーツ報知が4日付紙面で掲載した女優・長澤まさみ(25)と俳優・伊勢谷友介(36)の真剣交際について、長澤の所属事務所は同日、「プライベートなことは本人に任せています」とコメントし、熱愛を否定することはなかった。

 長澤は映画「潔く柔く」(新城毅彦監督、今秋公開)の撮影が入っており、今月半ばまではこの仕事に集中することになりそう。一方の伊勢谷は現在、海外に滞在中で、所属事務所は「マネジャーが海外出張中のため、分かりません」と話すにとどまった。

 2人は昨夏に撮影されたフジテレビ系時代劇「女信長」での共演をきっかけに急接近。交際が始まったのは昨秋からだった。  


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2013年03月04日

楽天が中日・岩崎達を獲得へ

 楽天が金銭トレードで中日・岩崎達郎(28)を獲得する。3日にも正式発表される。楽天は正遊撃手の松井はいるものの、WBCの強化試合で腰に違和感を訴え欠場するなど、37歳という年齢を考えるとフル出場は困難な状況。二塁のレギュラーを予定していた藤田は、キャンプ序盤に左脇腹の肉離れで離脱し、開幕は微妙となった。

 守備には定評のあった西村も1月に右肩を手術し、前半戦は絶望の状況。星野楽天にとって、二遊間の強化は急務となっていた。そこで白羽の矢を立てたのが岩崎達だ。昨季は36試合の出場に終わり、打率も1割ジャスト。中日では井端、荒木の控えに甘んじてきたが二遊間を守れる堅実な守備には定評があり、楽天で大きな戦力になるのは間違いない。

 今季は第1子となる長男も誕生。プロ7年目を迎え勝負の年と位置付けていただけに、岩崎達が新天地で大きな飛躍に挑む。  


Posted by ビッグバン at 06:38Comments(0)

2013年03月02日

日本生命グループ会社、仙台に事務センター 6月上旬開設

 日本生命保険グループのニッセイ情報テクノロジー(東京)は1日、保険の事務処理を担う「仙台事務サービスセンター」を6月上旬、仙台市内に開設することを明らかにした。
 センターは青葉区一番町3丁目のオフィスビルに入居。請け負った保険契約申込書や保険金請求書を点検したり、データベース化したりする。従業員は約50人で、大半を地元採用する方針。
 和田俊介社長が市役所で、立地表明書を奥山恵美子市長に手渡した。震災前、日本生命仙台総支店長を務めた和田氏は「保険事務は一過性ではなく、大量の仕事がある。ご恩返しの意味を含め、長い目で仙台の復興に貢献したい」と述べた。
 テクノロジー社は1999年の創業。従業員は約1870人、2012年3月期の売上高は約586億円。本社以外に事務サービスセンターを開設するのは初めて。
 市は企業立地促進助成金と民間投資促進特区を活用して支援する。産業振興課によると、震災以降、市内への企業誘致は21件目。  


Posted by ビッグバン at 08:42Comments(0)

2013年03月01日

江戸絵画の美「若冲が来てくれました」展 仙台できょう開幕

 江戸絵画の収集家として世界的に知られるジョー・プライスさん(83)とエツコさん(74)夫妻=米・カリフォルニア州=の所蔵品を紹介する特別展「若冲が来てくれました-プライスコレクション・江戸絵画の美と生命」(実行委主催、河北新報社など共催)が1日、仙台市青葉区の市博物館で開幕する。東日本大震災の復興支援の一環で、盛岡、福島両市も巡回する。
 ジョーさんは28日、市博物館で記者会見し「自分が心洗われた美しい作品を見てほしい」と語った。この後、開会式と関係者の内覧会があった。
 ジョーさんは60年前に伊藤若冲の絵に魅せられて以来、江戸絵画の収集を続けている。所蔵品は約600点に及び、日本でコレクション展を開くなど、若冲の再評価のきっかけをつくった。特別展は、被災地の人々に癒やしや希望を感じてもらおうと開催。作品は夫妻が無償で貸し出した。
 展示作品は、若冲、長沢芦雪(ろせつ)、曽我蕭白(しょうはく)、円山応挙ら京都の画家や、酒井抱一、鈴木其一ら江戸琳派の画家の約100点。動物、美人など七章に分けて飾られている。
 若冲の「鳥獣花木図屏風(びょうぶ)」は縦168センチ、横374センチの屏風2枚の大作。画面を約8万6千個の小さなますに分割し、白いゾウと鳳凰(ほうおう)を中心に動物と鳥の楽園のような世界を描いている。本物の色彩と質感を感じてもらおうと、ケースに入れずに展示している。
 このほか、若冲の「紫陽花双鶏図」や「虎図」、芦雪の「白象黒牛図屏風」、其一の「群鶴図屏風」などの名品が並ぶ。
 仙台市博物館での展示は5月6日まで。入場料は一般・大学生800円、高校生以下無料。5月18日~7月15日に岩手県立美術館(盛岡市)、7月27日~9月23日に福島県立美術館(福島市)を巡回する。  


Posted by ビッグバン at 07:49Comments(0)