2013年02月20日

裁判官が現地視察 幼稚園バス訴訟、遺族らと 宮城

 石巻市の私立日和幼稚園の送迎バスが東日本大震災の津波に巻き込まれ、園児5人が死亡したのは園側が安全配慮を怠ったためだとして、遺族らが園側に約2億6700万円の損害賠償を求めていた訴訟で、仙台地裁の裁判官らは19日、遺族らと現地を視察した。

 斉木教朗裁判長ら裁判官2人に加え、遺族6人、原告と被告の代理人ら計19人が参加。2時間にわたり、幼稚園内部を見て回り、正午の時報で防災無線の音量を確かめた。そのほか、現場の標高や地理関係を確かめるため、日和山や園児を下車させた門脇小をまわり、被災現場も視察。双方の代理人の説明に裁判官らは熱心に耳を傾けていた。

 この日の視察について原告の一人の西城靖之さん(44)は「実際に見てもらいたいという願いがやっとかなった。今後の判断材料にしていただければいい」と期待を込めた。一方、園の関係者は「コメントはありません」と話した。

 3月以降の審理では、震災当時の園長や事務長などの証人尋問が行われる。

 訴状によると、平成23年3月11日の地震発生から約15分後、大津波警報が出ていたのにもかかわらず、園児12人を乗せた送迎バスが高台の幼稚園から海側に向け出発。門脇小などで7人を順番に降車させた後、津波に巻き込まれてバスは横転、付近で発生した火災で炎上し、園児ら5人が死亡したなどとしている。



Posted by ビッグバン at 08:46│Comments(0)
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