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2013年01月18日

常盤木学園 執念のV2 全日本高校女子サッカー

 サッカーの第21回全日本高校女子選手権決勝が17日、静岡県磐田市の磐田スポーツ交流の里ゆめりあで行われ、常盤木学園(宮城)が神村学園(鹿児島)に2-0で快勝した。常盤木学園の優勝は2大会連続5度目で、大会最多優勝記録を更新した。
 常盤木学園は前半1分に白木がこぼれ球を蹴り込んで先制し、後半17分にも堀井が2点目を加えた。7大会ぶりの制覇を目指した神村学園は、決定力を欠いた。
 大会は2011年の第20回までは夏に開かれ、全国高校総体のサッカー女子採用に伴って今回から1月開催に移行した。

◎大会最多の5度目制覇

 ▽決勝
常盤木学園2 1-0 1-0 0神村学園
▽得点者【常】白木、堀井

 【評】常盤木学園が効果的に得点を挙げた。先制は前半1分だった。道上のシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球を白木が右足で押し込んだ。後半17分には堀井がゴール前から右足で決めて突き放した。前半の終盤に続いた危ない場面をしのいで主導権を渡さなかった林崎の好セーブやDF陣の粘り強い守りも光った。

◎勝負どころ逃さず2得点/今季無冠から頂点に

 今季無冠だった常盤木学園がようやく頂点に立った。U-20(20歳以下)日本代表のFW道上は優勝カップを高々と掲げ「3年間過ごした仲間と結果を出せた」と満面の笑み。GK林崎も「このチームでどうしてもタイトルを取りたかった」とうれし泣きした。
 勝利への執念が随所に出た試合の第1幕は先制シーンだ。前半1分、DF裏に飛び出した道上が右足で強烈なシュート。相手GKがはじいたのを、U-17日本代表の1年生白木が逃さなかった。「(道上)彩花さんら3年生のためにも絶対勝ちたかった」という。
 前半中盤から相手の猛攻に遭った。4-1で勝った昨夏の全国高校総体準決勝より「力が上がっていた」と道上。守備に追われる時間も長かったが、林崎を中心に粘り、「よく無失点で抑えた」と阿部監督はたたえた。
 そして、後半17分、MF堀井が流れの中から追加点。守って、勝負どころではきっちり決める。高いチーム力を示す試合ともなった。
 3年生の道上はなでしこリーグのINAC神戸に、林崎は岡山湯郷に進む。高校生活最後の大会を勝利で締め、道上は「先輩からどんどん吸収したい」、林崎も「高さにも足元にも強いGKが目標」。未来のなでしこが、真っすぐ前を向いた。(庄子晃市)

 <常盤木学園高・阿部由晴監督の話>
 道上彩花を中心とした攻撃と堅実な守備という持ち味が発揮できた。神村学園の攻撃をしのぐのが大変だったが、選手はよくやった。  


Posted by ビッグバン at 06:39Comments(0)